先輩の声


graduates

英語「で」学ぶ力を最大限に生かして
夢に近づいていきます

 

小黒江莉果
(2021年度現代英語学科卒業)

名古屋外国語大学 現代国際学部 現代英語学科

(現代国際学部)現代英語学科だったからこそ、英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学ぶことができました。特に、私たちが生きる世界で起こっている問題に目を向けることで、社会に対して自分は何ができるのか、どのように貢献できるのかを多角的に考え、クリティカルシンキングする力を身につけました。
私は在学中に、短期留学、国内留学、海外留学を経験することができました。一年次は、大学主催の短期留学プログラムに参加しましたが、それまで海外へ渡航したことがなかった私にとって自分の英語力の低さに心が折られるような感覚に陥っていました。それでも、クラスメイトに私の母親よりも年上の方がいることに、「学ぶのに遅すぎることはない、ここから頑張るんだ!」と気持ちを新たにすることができたことを覚えています。

名古屋外国語大学 現代国際学部 現代英語学科

二年次には、高校時代から興味のあったアフリカについて深く学ぶため、そして一年次に学んでいた通訳の勉強を続けていくために、東京外国語大学に国内留学をしました(国内留学も全額留学支援制度の一つです)。国内留学中はアフリカ地域専攻で文化人類学や開発学などを学び、私の中にあった凝り固まった固定観念を壊しながら、日々の発見を真正面から受け止めていくことに必死になっていたように思います。授業を通して、娯楽の狩猟「スポーツハンティング」を知ったことで、動物愛護に関心が向き、後期は「動物の権利」などの授業でさらに幅広く知識を深めました。国内留学での1年間は、「無知の知」という言葉の本当の意味を身をもって知ることができた大切な時間となりました。

名古屋外国語大学 現代国際学部 現代英語学科

 三年次は念願だったアメリカへの長期留学をすることができたのですが、ここでも全額留学支援制度を利用しています。留学先は、アフリカ地域や獣医学などを学ぶことができる大学を協定校リストから探し出して決めました。文化の違いや言語の壁などに何度もぶつかりながらも、自分の興味関心を深掘りする楽しさが上回り、気がつけば周りの友人からは「図書館に住んでいるの?」と冗談で言われるほど勉強に没頭していました。冬休みには、ロサンゼルスにある動物保護施設でボランティアをさせていただき、動物保護に対する考え方や取り組み方の日米での違いに大きな衝撃を受けたことを覚えています。

名古屋外国語大学 現代国際学部 現代英語学科

大学卒業後は、「世界最大規模の電子機器の墓場」と呼ばれる西アフリカ・ガーナのスラム街で環境・貧困問題の抜本的解決を目指す会社に就職しました。回数にして三回、期間にして計半年のガーナ出張を通して、私たちの豊かな生活の裏にはグローバルサウスの犠牲があることを痛感しました。私に何ができるのか、彼らは何を求めているのか、それらは持続可能だろうか、答えのない問いが頭の中を埋め尽くしていきました。スラムでの活動を通して私が学んだことは、彼らはその場限りの解決策や結論ではなく、彼ら一人一人の生活や存在の認知を求めているということ。だからこそ、まずは歴史を・文化を・生活を・彼らを知ること、そして学ぶことが大切なのだと。
 私は、動物保護施設でのボランティアの経験を通してシェルターメディスンという動物保護施設の運営や獣医学に特化した学問に出会い、現在はフロリダ大学の大学院でシェルターメディスンを学んでいます。まだまだ新しい学問分野で、日本では学ぶことのできないこの学問ですが、将来の夢である動物保護施設の開設へ向けて現代英語学科で身につけた英語「で」学ぶ力を最大限に生かして夢に近づいていきます。

名古屋外国語大学 現代国際学部 現代英語学科

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